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興信所の尾行の種類

調査の基本となる、尾行。
一口に尾行と言っても、実は調査する対象者の移動手段などによっていくつかの種類に分けられます。
尾行は、調査の基本で、興信所の調査力の試されるところと言っても過言ではありません。
ここでは興信所の尾行の種類をわかりやすく説明してみましょう。

徒歩尾行とは

最もオーソドックスな尾行方法で、一般的にもよく知られた「徒歩で移動する調査対象者の後を徒歩で追っていく尾行方法」のことです。状況によっては後ろにつかず、左右や前に移動しての尾行となることもありますが、どの状況においても最も注意すべきことは、出来るだけ、対象者に顔を見られないことです。
使用する調査用途は広く、例をあげれば、素行調査や浮気調査、勤務先調査その他多数の調査で使用されています。
難易度は、状況や調査対象者の警戒心によって異なります。

自転車尾行とは

自転車尾行とは、「自転車で移動する調査対象者を自転車で後を追う尾行方法」です。
自転車移動を行う対象者は、徒歩移動と比べ警戒心を持つことが少なく、比較的尾行しやすいと言えるかもしれません。
ただ、対象者がかなりのハイスピードで移動する場合もあり、尾行を行う調査員はそれについていける体力を常日頃から養っておかなくてはいけません。

電車尾行とは

電車尾行とは、「電車で移動する調査対象者を尾行する方法」です。
この尾行方法は徒歩尾行と組み合わされ使用することが多く、調査対象者が電車を使用して移動する場合、調査員も同様に電車に乗りこみ調査を行います。ただ、よほど混雑して対象者を見失う恐れがあるなどの理由がない限り、同じ車両には乗り込まず、隣の車両から対象者の状況を把握します。
対象者が女性の場合、女性専用車両を使用することを想定し、男女でバディを組み尾行を行う場合もあります。

バイク尾行とは

「バイクで移動する対象者をバイクで追っていく尾行方法」です。
調査対象者が、バイクを使用して移動する事が事前に分かっている場合、調査員もバイクでの尾行を行います。
原付や小型バイクなど小回りの利くバイクを使って移動する対象者を車で尾行することは思っている以上に難しいものです。
車の入れない細い道や、車両横のすり抜けなどをされてしまうと、車での尾行することは難しくなります。
事前の情報により、難易度は左右されます。

車両尾行とは

徒歩尾行の次に多い車両尾行とは、「車で移動する調査対象者を車で尾行する方法」です。
尾行のレベルとしてはそんなに高い技術力が必要ではなく素人でも行うことは可能なのですが、意外に調査対象者に気付かれやすく、バレやすい尾行方法の様です。ですから、調査員は調査対象者にばれないことを最優先し、少しでも怪しまれた気配があれば、調査を打ち切ってしまうこともあるようです。

バス尾行とは

バス尾行とは、「バスで移動する調査対象者を尾行する方法」で、徒歩尾行と組み合わせて行われることが多い調査です。
徒歩尾行を行っていて、そのまま同じバスに乗車する方法と、同じバスには乗らず、車を使い尾行する方法があります。
同じバスに乗る場合、見失く事がない反面、調査対象者に顔を見られてしまうリスクが伴います。
その点、車両を使っての尾行の場合、顔を見られるリスク、見失うこともあまりないので、対象者がバス利用する場合、車両を使っての尾行を行うことが多いようです。

タクシー尾行とは

「タクシーを利用する調査対象者をタクシーを利用して尾行する方法」です。
タクシー尾行は、車両尾行と同等に難しい尾行と言えます。調査対象者の様子を観察し、タクシーを使用するか判断します。
街中や駅のロータリーなどの場合、尾行に使うタクシーを確保することは簡単ですが、移動中にタクシーを停め乗車してしまったり、あまりタクシーのいない様な場所で乗車された場合尾行を続行することはできなくなります。
しかし、タクシー会社の名前やナンバーを控えておくことで、後で確認することは可能です。